災害支援TEAMのらぼら

災害支援TEAMのらぼら の活動記録です。阪神淡路大震災、東日本大震災からボランティア活動を始めた個人が集まり、近年多発している各地の災害現場でボランティア活動を行なっています。大型免許、重機免許や建設系就業経験を活かした活動、数多くの水害現場での活動から得た経験・知識を元にした活動を主に行っています。

2019/10/19-22 長野県長野市(令和元年台風19号)

静岡に行くつもりでしたが、、、事情があり、予定を変えて長野へ行ってきました!

4日分なので長文です。。

 


1日目は南長野運動公園のボラセンから。

ボラセン→サテライト→公民館と即席チームで移動し、ようやくニーズ把握。

作業開始は11時半となりました。

まだ発災から一週間。いつもと同じではありますが、やはりこの時間が惜しい、、

2日目からは直接公民館に行かせてもらったので、時間ロスは解消。

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松代町の東寺尾公民館。

地区の団結力は素晴らしく、特に若い世代が積極的に動き、先々の事も考えながら行動・発言している姿に、ある意味感動しました。

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地区の上役の方々との風通しも良いようで、本音で言い合っている姿も目にしました。(とは言え、部外者からの目線。お互い思う事はあるのかもしれませんが、、)

 

近くの川から、用水路から、遠くの川から、、の水が流れてきた地域。道路は綺麗になっていましたが、歩道や庭先、お家の中は泥が。

2日目、地区の方が町を隅々まで歩いて被災状況を説明くださいました。

高いところで180センチの床上浸水です。

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作業内容は主に家財出し。隣の町内からの助っ人軽トラ隊が大活躍です。

濡れた写真の事も聞いてみましたが、半数ほどは既に捨ててしまった、と。。。真備洗浄からいただいた被災写真の取り扱いチラシ、、、もっと早く配れれば良かった😢

 

浸水した部分の乾燥具合や泥が気になりました。石灰も。。。またもや石灰、、どうにかなりませんかね、石灰神話。。

 

ただ、そんな石灰の話しからご縁をいただき、土曜の夕方、住民の方に床下泥出しの説明をさせていただく機会を、また、火曜日には専門の大学の先生も参加した今後の方向性を話し合いにも参加させていただきました。

住民の方達の不安が少しでも軽くなれば良いな。。

 


、今週末も東寺尾公民館にお邪魔し、本格的に床下泥出ししていきます。

どこも大変な状況で潜れる人が集まるか、、なので、地域の有志の方々に床下潜りを覚えてもらう事にしました。願わくば、その方達が別の地域のお手伝いにも参加してくれるよう、、

 

今回。色んな方に助けていただきました。

突然の石灰処理の悩み相談に快く答えてくれた田中さん、ボラセン前で偶然会っただけなのに一緒に公民館に行ってくれたリバイブの面々、日帰り強行参加してくれた知里さん。

自身も被災しているのに、連日わざわざ差し入れを持って来てくれた新井さん。。

本当にありがとうございました。

 


各地で奔走されてる皆さん、お疲れさまでした!

byねこ