災害支援TEAMのらぼら

災害支援TEAMのらぼら の活動記録です。阪神淡路大震災、東日本大震災からボランティア活動を始めた個人が集まり、近年多発している各地の災害現場でボランティア活動を行なっています。大型免許、重機免許や建設系就業経験を活かした活動、数多くの水害現場での活動から得た経験・知識を元にした活動を主に行っています。

2018/10/13-14 岡山県倉敷市真備町

1ヶ月半ぶりの真備町での活動。

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被災した家電や家具でいっぱいだった歩行者道路も綺麗になり、全体的に茶色っぽかった町も雨で洗われたのか、普通の町の色になっていました。
ただ、よく見ると見渡す限りお家の一階は窓がなく、それは1ヶ月半経っても変わっていません。

1日目は剥がした壁材のバリ取り。
解体ではなくリフォームをするので、大工さんが作業しやすいように。
コツコツコツコツ、のみとハンマーで。

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家主さんは明るい方で、豪雨の日の事をお話ししてくださいました。

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2階の真ん中まで水がきた事、お隣との間にベビーカーが挟まって、水が引いた後も落ちてこなかったので、受験生が「落ちない!」と写真を撮って行ったんだ😄と。

2日目は別のお宅へ。
壁も床も、断熱材のグラスウールがそのままだったので黒カビがとても酷く。。
このお宅もリフォーム。業者の方も同席してどこまでボランティアで行なうかを相談。
今日は1階の石膏ボード剥がしと断熱材撤去。
天井の断熱材は少し動かすと滝のように水が出てくる状態でした。

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休憩中のお母さんとの会話。
解体かリフォームで悩み、リフォームと決めてもどこまで残すか?でまた悩み、、
ボランティアがきても、何をどう指示すれば分からず。。戸惑いが大きいようでした。

そりゃぁ、建物についての知識もないし、ボランティアがお家に来る状況なんて考えてもなかっただろうし。戸惑いますよね。。
これだけ災害が起こっているので、色んな手続きから再建に向けてのアドバイス、もう少し手厚くなるような仕組みがあるといいのになぁと思いました。
多分、それは地元の方達の中でできるのが一番と思いますが、、。

今回ご一緒した方々、お世話になりました!お疲れさまでした😊